こんばんは。スペインのデビです。
はい、こんばんは。
ブエノス ノチェス!
日本は朝ですね。ブエノス ディアス!
スペインはレイオアでのフェスティバルも始まり、二日目を迎えております。
今日の午前中、我々はレイオアに世界遺産プエンテ コルガンテに行ってきました。
写真もあるのですが、携帯の調子が悪く丸ちゃんの携帯から書いているため載せられませぬ。すいません。
プエンテ コルガンテは川の両岸を結ぶ世界最古の吊り橋。
ゴンドラがありまして、両岸を往復して人や車を運んでいます。
一般的にはビスカヤ橋と呼ばれております。
地元の人はプエンテ コルガンテと呼ぶそう。
その長さ160m、高さ50m。
その吊り橋の上、地上50mのところを歩けるようになっています。
歩いてきました。向こうに大西洋が見えました。
きれいな景色が広がっておりました。
そして、そのあと参加団体がほぼそろってのカクテルパーティーとやらにいってきました。
お昼ご飯をみんな食べよう的な。
豚がまるっと串に刺さってたくさん焼かれておりました。
いわゆるバーベキューですな。ワイルドな。
ショーの準備があったのであまり食べれなかったのが残念でした。
ショーは今日もたくさんの人に見てもらえました。
子供がたくさんいたなあ。
大人も喜んでいたなあ。
明日もがんばろう。
がんばるよ。
じゃ。
デビ
毎日通るレイオアの街の通り。
街は本当に静か。騒音も余計な音楽もない。
ゴミも落ちてないし、美しい。
自然に身体の力がぬけて、
細胞全部が安心して、ほっとしていくのがわかる。
いい街だなぁ。
そしてパフォーマンス初日。
私達のポイント。
初日は2ステージ。
1ステージ目は小さな幼児さんがいっぱい。
不思議そうな顔でこちらを観てる。
時々私達のしぐさや振りのマネをしたりして、とっても楽しそう。
終わったらみんな写真撮って〜といいにきて可愛い。
大人ももちろん大喜び。
ほっとする。
でもまだ完全にフィットしてない感じ。
もっともっと楽しんでもらえるはず。
みんなで話し合いながら、変更していく。
もっとお客さんの心にダイレクトに響かせるために。
そして2ステージ目。
雨が降ったので、場所移動。
スタッフさん達は全くあわてずにのんびりした雰囲気。人数も少ないのに、少数精鋭なのか、みんな静かに的確にこなしていく。
照明のあたり、音響セッティング。
はじまる前に集まってきたお客さんにランチョンマットみたいな紙を配ってくれている。
そして2ステージ目。
今度は21時のステージ。
大人のお客さんばかり。
ロッキーが終わり、ENDが出たら、
物凄い拍手と歓声。
良かった〜〜と思わず安堵の笑み。
ありがとう!ありがとう!
この街に呼んでもらえて、本当によかったよー!!!
拍手と歓声がずっとやまないくて、
えっと〜…とだんだん照れくさくなってきて、
舞台なら一回はけて、また出てきてを繰り返したりするけど、ストリートだから…
みんなぺこりぺこりとおじぎして、その度により大きくなり、
拍手が弱くなることもなく、ずっと大きな拍手のまま。
デビちゃんがちょっとおどけたりして、
またわーっって拍手が盛り上がり。
ストリート史上最長のカーテンコール。
かよちゃんがスペイン語を話せないのは重々わかっているのだけど、
あまりに終わらないので、
「かよちん、なんか言ったら?」
「えっ!?」
「なんでもいいから。」
かよちんがマイクをとって、
みんなが拍手をとめる。
「…えっと………
ムーチョ!ムーチョ!ムーチョ!ムーチョ!
グラシアス!!」
またワーッ!!!!!と笑いと拍手と歓声。
言えたのはそれだけ。
「とっても!とっても!とっても!とっても!ありがとう!」
胸いっぱい。
その後私達を招聘してくれたディレクターのANAが話しかけに来てくれた。
「よく来てくれたわね!!みんなすっごく喜んでくれたわ!!ありがとう!」
ANAはオーリヤックというフランスのフェスティバルで私達を観て、今回の自分のフェスティバルに招聘してくれた。
私達を日本から呼ぶために、限りのあるフェスティバルの予算から、1組のために高い予算を組むのは実際大変なことだと思う。
4人だし。
ソロをいろんな国からよぶこともできる。
プログラムもその方が沢山できる。
でも私達を選んでくれた。そのANAが喜んでくれることは、本当に嬉しいし、とっても大事なこと。
テクニカルスタッフも私達のところにとんできて、「アメイジ〜ング!!!!やったな!」
と全員とハグ。
スタッフさんがこんなによろこんでくれるのもまた嬉しいし、大事なこと。
かよちんのフランスの演劇学校の同期の
スペイン人アンドレスが来てくれて、
「この地方の人達は、みんなみたいな格好や動き方を絶対にしないから、凄く奇妙に見えて、おもしろいんだと思うよ。」
って言って。
それはいいね〜〜!って。
はるばる来たかいもあるってもんです。
人種の違い、文化の違い、その面白さを
等身大に目の前で楽しめるのは、芸術の中でも何よりのパフォーミングアーツの醍醐味!
良かった、良かった。
明日は1ステージだけ。
おもいがけず、闘牛ネタを本場で披露できて良かった。ウケてました。笑
はなび
フェスティバルのポスター。
お髭が可愛い☆
スペインのレイオアという街で行われる
UMORE AZOKAというフェスティバルです。
レイオアの街。
みんなで口々に言うのは、
「美しい街だね〜。」
景色が綺麗です。
ホテルもシンプルモダンでおしゃれ。
朝食もおしゃれ。
この生ハムとチーズが美味しいことが、ヨーロッパツアーの大好きな理由の一つ。
食事が美味しいかどうかは、ツアーでは大事なこと。
食べ物大事。
レイオアではアジアの人は珍しい。
日本人も今のところ見かけません。
人もみんな優しくて、気候も涼しい。
子どももお年寄りも大人ものんびりしていて素敵な街です。
フェスティバルは夜から深夜まで。
街はどう変化するのかな。
ワクワク。
はなび
バルセロナ空港に到着!
全体が薄いペパーミントの広くて可愛い空港です。
バルセロナのホテル。
バルセロナでは一泊しました。
この赤と青にペドロ・アルモドバル監督
を思ってみたり。
沢山の芸術家が生まれた国。
ああ……、嬉しい。。
バルセロナから飛行機で、ビルバオという街に行きます。
そこがフェスティバルの地。
50カンパニーが参加し、日本のカンパニーは私達だけだそう。
光栄。
得意のヨーヨーで、赤ちゃんをあやすデビちゃん。
バルセロナ空港の謎の置物。
アートかな。
はなび
おはようございます。
かよです。
写真は成田空港に到着したまるちゃんです。
先週は、火曜日であることを
私すっかり忘れておりました、、、
時間が経つのは本当に早い!
一日って長いようで、そんなに
たくさんのことはできないですが、
それでも、これから起こるいろんなことに
ワクワクしながら、
ちょっとずつさまざまな準備を
進めています。
そのうちのひとつ、スペインの
フェスティバルへ、いよいよ出発です!
初めてのスペイン、ドキドキですわ。
まずは
無事にバルセロナのホテルに到着できていますように。
行ってきます!
かよ
to R mansionとは、作品ごとに出演者、アーティストが集まる「とあるマンション」という意味のパントマイムをベースとしたパフォーマンスユニット。
劇場、ストリート、学校などで場に応じた作品を創り、幅広い世代に向けて発表。
「子どもによる 子どものための マイムプロジェクト」として子どもや親子を対象に身体表現遊びから作品を創るワークショップを展開中。
オフィシャルサイト http://tormansion.com