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15.07.03

こんばんは

みなさん、こんばんは。デビです。
はい、こんばんは。

梅雨ですな。雨、雨、雨です。
実に梅雨ですな。湿気、湿気、湿気です。
ほんと蒸し蒸ししてるねえ。

さ、そんな梅雨真っ盛りな中、我々は稽古してました。
フジロックへ向けての練習です。

そんな稽古場としてお借りしている区民センターのロビーにアレがありました。
アレって何って?
アレと言ったらアレよ。

血圧測定器よ。

ということで、みんなでやりました。

誰が誰かわかりますかね。
みんな似たり寄ったりで低めです。
僕、もうちょっと高かったと思うんだけどなあ。

写真がどうにも横になってしまうので、みなさん首を横に傾いで見てください。

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さ、明日からスイスはローザンヌに行って参ります。
どんなところだろうか。
僕が初めて海賊のバリエーションをやったのは小学生の時。
なんて人がたくさんいるのかしら。

楽しみだな。

さ、荷造りしよ。

じゃ。

デビ

15.07.02

レストランでのちょっといいお話。(スペイン編)

私達が行ったスペインのフェスティバルでは、アーティストもスタッフも昼夜一つのレストランに通って食事をしていました。

そのレストランでのお話。

初日、みんなでワクワクしながらレストランに行きました。
一人のムッシューがやってきて、私達にメニューを伝えにやってきました。

???…スペイン語で全くわからない。
英語かフランス語ならわかるんだけど…と英語とフランス語で言ってみても

ムッシューも???

あ…あら…どうしよう…

とお互いに困っていると、別のカンパニーのスペイン語とフランス語ができるマダム来て、私達とムッシューの間に入りテキパキと通訳して下さいました。

フェスティバル関係者はこのレストランの通常メニューにはない、フェスティバルメニューで、
毎回、

飲み物、
前菜、
メイン、
デザート、

が3種類ずつから選べるとのこと。

マダムが全部教えてくれてその夜はみんな無事に注文でき、美味しくいただきました。

翌日のランチ。

レストランに行くと、私達だけ。
マダムはいない。

とりあえず席に着きました。
「今日はマダムいないね〜」
「メニューわかるかな〜…3種類ずつから全部選ばなきゃだもんな〜…。」
「わかったやつで注文するしかないね。」
「勘か、ジェスチャーやな!」

とか話てるとムッシューがやってきました。

みんなで
「オラ〜!え〜っと…」と言うと

ムッシューが、
「ハムサラダ」

えっ!?

「ひ…ひよこ豆のスープ…」

ええっ!!?

「煮た、野菜…」

みんな「え〜っっっ!!!!」

なんとまあ。ムッシュ。
メニューを全部日本語訳して、発音も調べて、全てのメニューを日本語で教えてくれたのでした。

メインも、魚の種類からお肉の部位、調理法まで…

また、「伝わってるかな〜」とこちらの表情を伺いながら、日本語を話してくれるその可愛いらしさ。

そうして最終日まで、全てのメニューを日本語で教えてくれたのでした。

お腹だけでなく心もあたたかく満たしてくれたムッシュー。

彼のおかげで、フェスティバルの思い出がぐっと美しさを増したのでした。

ムッシューの優しい心とプロフェッショナルさにブラボー!!

はなび

15.07.01

歌のデリバリー

こんばんは。

みんながそれぞれ時差ぼけとの戦いが山場を迎えたり
無事に乗り越えたりしていて面白いです。

私はというと、
はい、ご多分にもれず時差ぼけです。
きっとこのままスイスへ出発するのだろうと
なかば開き直っています。

さて、今日はナンテールのフェスティバルでの一コマを。

それはフェスティバル初日のこと。
私とデビちゃんと今回のフランスツアーをオーガナイズしてくれたまゆさんとで
パリに出て(ナンテールはパリまで電車で15分くらい)、
劇場公演のチラシを受け取りに出かけたその帰り道でした。

街中は、夕方からのオープニングに向けて準備が進んでいます。
宿舎の近くの広場を通りがかると、
準備中のテントに、『バイクで歌のデリバリー』の看板。
なんだこれは。
興味津々で見ていると、
テントの中からお姉さんが、
「やってみない?」
とのお誘いが。

これは、
依頼人のお願いした人まで、
バイク便で歌を届けてくれる、
というナンテールフェスティバルの
演目なのです。
歌は、およそ150曲のレパートリーの中から
選ぶことができて、
依頼人からのメッセージ付きで届けてくれるのだそうです。
(歌は、配達屋さん本人によるアカペラ)

なんて面白そうなんだ。
という訳でさっそくお願いすることに。

写真 1-9

私たちがサプライズをしかけたいのは、あの二人しかいません。
そんな訳でニヤニヤが止まらないこと数時間後、
歌の配達時間になりました。
to R 4人とまゆさんは、
初日のステージ裏のテントで道具チェックをしていました。

問題なくチェックが終了し、みんなが宿舎への帰り支度をはじめた頃、
デビちゃんがこっそりささやきます。
「もう、来てます!」

たまらず私も外へ駆け出すと、
バイクに乗った女性が、
「ハナビ? ハナビ? ユジロ? ユジロ?」と探しているではありませんか。
まずは気がついたはなびは、女性が書類(本当は配達記録)を持っているので、
「カヨがフランス語を話しますから、、、」と言ったのですが、
女性が、
「いいえ。私が探しているのはあなたなのよ、ハナビ。ユジロはどこ?」

二人の驚きを隠せないやや不安な面持ち、最高でした。

やおら女性は、姿勢を整えると「アヴェマリア」を唄いだしました。
周りの人たちも唄う彼女と、二人を見ています。

歌の後、「フランスツアー、楽しもうね!」という私たちのメッセージが読み上げられ、
これがフェスティバルの演目なんだと知ったハナビ&ユジロ。
サプライズ大成功!
バイクの女性も、他でのいろいろなエピソードを話してくれました。
ある老夫婦へ思い出の歌をデリバリーした時には涙を浮かべて聞いてくれることもあるのだとか。

IMG_0882
そして彼女は次の歌のお届け物をしに、出発していきました。

フェスティバルの期間中、配達屋さん達がバイクで通り過ぎるのをみると、
どんな歌が誰に届けられているんだろうと、
とっても嬉しい気持ちになりました。
こんな演目、見たことない、ブラボー!!!

かよ

15.06.30

時差ぼけ治らず、、、

こんばん。
時差ぼけてます、、、

これまでも時差ぼけになると中々治らず明け方になってようやくウトウトする、といった感じでいつの間にか治ってるというパターンだったんですが、今回はまだ治ってきません。

先輩ちゃんに聞いてみると、そんなことないそうで、もう大丈夫だよ。と言っていました。

そこでこんな仮説。

旅先では結構な確率で僕が先に寝て、朝も先輩ちゃんに先を越されています。

もしかして先輩ちゃん寝てないんじゃないかしら?って。

さて、この間の稽古での話。

ここの所フジロックに向けてのリハをしているんですが、昨日はジルベールとコッペちゃんと一緒にリフトの練習をしました。

ジルベールをお試しでリフトした時本人の思っている以上に上がったみたいで、見事に天井で指先をゴリゴリ擦ってました笑

それとは関係有りませんが近くでみると濃い顔してるなぁって思わず見入ってしまいました。

ともあれ日曜日の午前中からリハして清々しい気持ちで稽古場を後にしました。

それではまたぁ

まるもったん

15.06.27

こんばんは

こんばんは。デビです。
はい、こんばんは。

日本に帰って参りました。火曜日に。

今日は金曜日。すでに土曜日ですが、金曜日の25時。
一昨日は絶賛時差ボケでありました。
もう、眠い眠い。というか夜に眠れない。昼眠い。ああ、時差ボケ。

僕はなんとか大丈夫になりました。
夜中に起きてしまってからその日の夜まで寝なかったから。

丸本くんは依然時差ボケ真っ最中だとか。
眠いそうです。
はなびさんは昼も夜も寝てしまっているとか。
日本の夜もフランス時間での夜も寝ているそうです。

そんな中、今日はコッペ先生の指導の元、踊ってきました。フジロックに向けて始動しました。
明日も踊ってきます。明日は紫ベビードールのみなさんも全員集合されるとか(ジル除く)

雨だけど明日もがんばろう。
明日はセルゲイさんとお話しをすることを目標にがんばります。

じゃ。

デビ

15.06.24

憧れのあの方と

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はなびです。

時差ボケでぼ〜〜っとネムネムな1日…

めちゃくちゃ書きたいことがあるのに今日は無理そうなので、後日!

ただ、ただ一言。

憧れのあの方にお会いできたこと。

現代美術家のやなぎみわさんが
toRの舞台公演&パリでのイベントも観て下さいました。

そして一緒にお写真を撮って下さいました。

とってもとっても素敵な方で、もうもう感激。
心震えました。

ああ、思い出してもドキドキ……!!

またお会いできますように!!!!!

はなび

15.06.24

ベルタンポワレ公演

ただいまー!!
先程帰って参りました。
先週は、
ラストスパートで劇場公演を
連発した週末でした。

金曜日は、わたしたちにとって初のパリでの劇場公演。
照明担当はフランス語も日本語もペラペラの才女マルゴさん、音響操作は、現地のフライヤーデザインもしてくださった尾種さん、
お二人とも限られた時間の中で、
わたし達のショーをもし通り一丸となって突き進んでくださいました。
パリで一夜限りの公演には、
去年ギアナで出会ったアーティストや、中国ツアーを組んでくれたジンさん夫妻、そしてその中国ツアーで私たちの通訳としてついてくれたユウも、卒業論文執筆の真っ只中で
駆けつけてくれ、おかげさまで満員御礼!!

12年ぶりに会った
私のルコック演劇学校クラスメイトと
記念撮影!
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それぞれ忙しく活躍の様子をきけて
嬉しかった!!

かよ

15.06.20

こんばんは

こんばんは。デビです。
パリにいるデビです。ふ〜。
はい、こんばんは。

日本は深夜ですね。丑三つ時だ。
こんばんは。

間もなく我々パリでの劇場公演が開幕となります。
あと二時間で開演です。

これより、メイクして準備しますよ。

いい感じにお客さんが喜んでくれるといいなあ。
さ、準備しよ。
どうなることやら。

ではでは。
また!

じゃ。

デビ

15.06.18

フランスの幼稚園公演

フランス幼稚園公演
ショー&WS。
アルジェリア、トルコ、コートジボワール、南アフリカなどなど多国籍な子どもが集まる幼稚園。
みんな目をくりくりさせて、驚いたり笑ったり、泣いてたり、可愛いのなんの。

終わったらみんな何も言わずにぎゅーしてーと言わんばかりに、手をひろげてくっついてきて本当に可愛かった。

身体表現は国籍をこえて、仲よくなれる。
海外でもどんどんショー&ワークショップしたいなぁ。

ショーの後、幼稚園の先生と乾杯!

そして教室拝見!

子ども達の美術作品もいろんな国のアートを題材にしていて素敵でした。

日本は、草間彌生をテーマにドットの部屋をみんなでつくったこともあるそう。

多国籍の子ども達をアート教育を充実させて
成長していける場にしているって素晴らしい。

感動しました。

子ども達とも先生達とも仲よくなれて、
心洗われる1日でした☆

はなび
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15.06.17

エピナルの思い出

こんばんは。
エピナルのフェスティバルが終わり、
今回のフランスツアーもいよいよ最終週になりました!

エピナルでは、ショーが始まる30分以上も前からお客様たちが
ちらほらとやって来ては、サンドイッチを食べたり、
アイスを食べたり、子どもたちは、そこらじゅうを走り回って遊んだりしながら
みんながのんびりとショーの始まりを待ってくれている姿が印象的でした。

最終日の夜、アーティストやスタッフさん達との打ち上げパーティーがありました。
宴もたけなわになった頃、ポルトガルからやって来ていたクラウンのエナーノが
こっそりと「あの、、、最後にみんなで記念写真を撮りたいんだけどどう思う?」
と聞いて来たので、
「それいいね、イザベルさん(エピナルのフェスのプロデューサー)に言ってみたら?」と提案したのですが、
イサベルさんは、何だか取り込み中でとっても忙しいそうな様子で、
そうこうしている間にレストランを閉め出された私たち、
帰る支度を始めるアーティスト、
焦るエナーノ。
「(みんなに声をかけようとするが)、、、、駄目だ、僕言えないー。名前、カヨだよね?」と
急に改めて確認してきたかと思うと、
テラスの椅子に登って
「アテンション プリーズ!!!こちら、日本からやってきたカヨと
私、ポルトガルからやって来たエナーノは、
最後の思い出にみなさんと写真が撮りたいと強く思っております!!!」
と大声で提案。

ノリノリの人も、話し込んでる人も、みんなみんなを、
レストランの向かいの橋の上まで連れて行って、
エナーノが私の携帯で撮った写真がこちら。
写真 1-6
エナーノの指?
写真 4-5
わー!!左からなんか来る!!!
写真 2-7
やって来たのは、打ち上げやってたレストランのバンでした。

なんじゃこりゃな3枚ですが、
とってもとっても憎めない愛らしいクラウンエナーノでした。

ちなみに直前に私がエナーノの携帯で撮った写真は、
ばっちり上手に撮れてたんですよ!

かよ

to R mansionとは、作品ごとに出演者、アーティストが集まる「とあるマンション」という意味のパントマイムをベースとしたパフォーマンスユニット。
劇場、ストリート、学校などで場に応じた作品を創り、幅広い世代に向けて発表。
「子どもによる 子どものための マイムプロジェクト」として子どもや親子を対象に身体表現遊びから作品を創るワークショップを展開中。
オフィシャルサイト http://tormansion.com

 

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