こんばんは。デビです。はい、こんばんは。
スペインより昨日帰ってまいりました。
ビルバオから程近いレイオアという町でのフェスティバルだったのですが、夜は案外寒かったのです。昼は過ごしやすい感じでしたが。
そしてその後、観光に行ったバルセロナは寒くもなく一日過ごしやすい気候でした。
さすが地中海性気候。
温帯湿潤気候の日本は今日いきなりの雨でした。
明日は晴れるみたいですが、30度を越えるとか。暑くなるぜ。
さ、そんな暑くなる日、明日はソラマチ大道芸です。
去年は一日のみの参加でしたが、今年は。明日明後日の両日参加となります。両日とも熱くやりますよ。
日曜日は雨みたいですが…晴れるかもしんし。ぜひ晴れてほしい。ソラマチが終わったら来週すぐにフランスに行っちゃうのです。だから晴れてほしいなあ。曇りでもいいけん。
さ、明日の我々のスケジュールです。↓
12:30〜 ソラミ坂ステージ
16:15〜 アリーナステージA
となっております。
ソラマチ大道芸を逃しますと、日本でみなさまに次にお目にかかれるのが7月半ば頃となってしまいます。どうぞぜひ都合が会う方はいらしてくださいませ。
我々以外にもたくさんパフォーマーがおります。きっと楽しいですよ。
ではでは。
じゃ。
デビ
ソラマチ大道芸フェスティバル2015に出演します!
2015年5月30日(土)〜31日(日)
日時:5月30日(土)
①12:30 ソラミ坂ステージ
②16:15 アリーナステージA
31日(日)
①11:45 アリーナステージB
②14:45 ハナミ坂ステージ
場所:東京ソラマチhttp://www.tokyo-solamachi.jp/sp/
6月は日本での予定はありませんので、
お待ちしておりますぞ。
ついにですよ。
小学生の時、しりとりに「ダリ」が出てきた日から、ずっとずっと気になっていたダリに、
会いに行きましたー!!!
ダリ美術館に行ってきました。
駅から歩いてる道中、だんだんドキドキ、緊張に近い気持ちになっていき、
公園の脇を通り、ぬけると
見えてきました。
ダリ美術館!
ああ…ついに…!!
爽快なノスタルジーに浸ったのもつかの間
正面口にまわると
ズガーン!!!!!!!
と、
白目になりそうな衝撃!!!!
そんなノスタルジーなんか一瞬で吹き飛ばされるほど、
ダリの迫力は半端じゃなかったーーー!!!!
凄まじい世界観!!
狂おしいほどの熱!!!
驚異的で狂気的なセンス!!!
美術館に入った時から
ゾクゾク鳥肌がたって、
胃や腸や肺や、
とにかく身体中の中に直接触られて
るような感覚がしばらく続いてました。
画集も持ってるし、ハガキも持ってるし、日本で開催されたダリ展にも行った。
衝撃も受けたし、凄い!!とは思ってたけど、
それは知ってるレベルの感覚だった。
絵やオブジェは物
人は生き物
物なのに、生き物以上の迫力や熱、エネルギーを放っている。
生き物を圧倒させるほど。
それが天才が生み出したアートの力
リアル以上の迫力
リアル以上のエネルギーで伝わってくるその物の感情のうねり
執着心、愛情、怒り、優しさ、神々しさ、狂喜、冷酷さ、悲しみ、、、
言葉で区切れない言い表せない心や風景のニュアンスが、
見てる人の全身に殴りつけるように、
時に静かに繊細に、ゆっくりと、
伝わってくる。
突き放されたり、
寄り添ったりしながら、
類稀な、確かにこの世に存在していた天才アーティストの魂をずっと近くに感じていました。
身体中の空気という空気が全部感嘆のため息に変わって出てしまい、
美術館を出る頃にはクタクタ…。
帰りは近くのレストランで憧れの
シーフードタワーをオーダー!
これも安い!一人7ユーロくらい。
尋常じゃないアーティストが数多く誕生したスペイン。
もっともっと、この国のことを知りたくなりました。
ダリおじさん!
そして、スペイン!
ファンタスティコ!(最高や!)
はなび
前回のブログを出発の成田空港から書きました。
レイオアでのたくさんの出来事全てがこの一週間の間に起こったことだと思うと、
濃密だった毎日に改めて驚きます。
さて、バルセロナに戻った私たちは、
今日はこの街の散策に出かけました。
まず訪れたのは、こちらです。
サグラダファミリアです。
本物を見られる日が来るなんて思いもよらなかったです。
目の前に現れるまで、まるちゃんに手を引いてもらって
目をつぶったまま5分くらいバルセロナの街を歩きました。
目を開いて、どどんと現れた時の迫力は、想像以上でした。
私たちが生きている内に完成することはないのだそうです。
作られた時代によって石の色が全然違っていて、過去から現在が、そして未来も同時に詰まった
雄大な時の流れを物語る建築でした。感無量。
バルセロナの街歩きが続き、ガウディの作品を見て歩きました。
こちらのカサバトリョという住宅には、中に入って見学もしました。
地中海をテーマに作られた邸宅らしいです。
ドアノブや窓枠の形、タイルの色あいや、階段手すり、
どこまでもこだわり抜いたお家は、いつまでも見飽きることがないくらい
見て、触って、その空間にどっぷりと浸って、楽しみました。
見応えありました!
柱の一本一本も全部違っていて、
細胞みたいに柔らかなものにみえて、手触りもすっごい滑らかでした。
天井も美しい!
光のあたり具合が異なるので、色ガラスの濃さも、窓の中央と端では違うんですって。
屋根裏にあたる部分。
恐竜の骨の中にいるみたいな気分です。
どこにいても光が十分に取り込まれているからすごく明るくて開放的。
屋上です。煙突も可愛らしい。
このモザイクは、廃材を利用しているらしく、リサイクルという思想もガウディの中にはすでにあったんだと知りました。
ショップにあったドアノブ(カサバトリョでも使われている、ガウディの手形から作った
とっても手になじむドアノブ)をお土産に買おうか大変悩みました。
が、うちには取り付けるドアがないことを思い出し、断念しました。
そして向かったのは、
海!歩いて20分くらいでした。
初めての地中海。すごくきれいでしたけど、水はすごい冷たかった。
なぜか恒例になった砂山の棒倒しの遊びを4人でやりました。(アデレードでもやりました)
そして今日の最後に向かったのは、
やはりガウディの作った「グエル公園」。
回廊の柱が女の人だったりします。貴婦人とかではなく、洗濯かごを頭にのせた女の人っていうのがまたいいです。
公園入り口の門番の宿泊所(左側)。波打つような屋根がとても可愛らしいです。
今日は、念願のガウディの街を存分に歩き、たっぷりたっぷり味わいました。
建築というのが、街と、そこに住む人たちの生活を豊かにする最も身近で
最も深く関わるアートなんだと実感できました。
そして改めて、実物を見て、その空間に身をおいて、
目を耳だけじゃなくて、風やにおい、肌触りも体験する楽しさを。
ガウディさん、今日は心の栄養をたくさんたくさんもらいました。
グラシアス!!!!
かよ
おはようございます。
現在朝7時です。
昨日まで合計7回のショーをしました
初めてのスペインでのパフォーマンスは凄く良かった!!なにせ会うヒト会うヒトが優しい、親切、興味津々っていう感じでご飯も美味しいしちびっ子達はこんにちは!ってめっちゃ言っててカワイイしテクのセニョールはまさにどんぴしゃな仕事っぷり。
シエスタすごい効果的なんじゃなかろうか?と思っちゃうぐらいみんな素敵です。
昨日の本番前。
45分前の段階で沢山待ってくれていたので思わずパシャり。
大人も子供もワイワイ楽しくおしゃべりしながら時間を過ごしています。
教会の前でのショーの時はスタッフのジョーがこのザワザワはみんな君たちの事を喋ってるよっ!!ってワザワザ伝えにきてくれたりして、ものすごくいい雰囲気で本番に入っていけました。
今回は他のカンパニーの作品も観ることが出来て楽しかったです。特にカカウェットっていうフランスのカンパニーは本当もう最高!!
お葬式のテーマで棺桶と一緒に街中を移動しながらのパフォーマンスなんですが、何をするかわからないし思いっきりバケツの水をかけてきたり(ちびっ子は完全にびしゃびしゃになってました笑)ゴミ箱に棺桶を捨てちゃったりとめちゃくちゃでした。
すごい素敵なおじさまとおばさま達。
いつも笑っていて楽しそう。
ショーを見に行くと出番前の出演者がよって来てさっき観たよ!面白かった!って言ってくれたり今から観るよ、楽しみしてるねって言ってみたりと和気あいあい。
素晴らしいフェスティバルに感謝です!!
アディオース レイオア!!!
まるもったん
こんばんは。スペインのデビです。
はい、こんばんは。
ブエノス ノチェス!
日本は朝ですね。ブエノス ディアス!
スペインはレイオアでのフェスティバルも始まり、二日目を迎えております。
今日の午前中、我々はレイオアに世界遺産プエンテ コルガンテに行ってきました。
写真もあるのですが、携帯の調子が悪く丸ちゃんの携帯から書いているため載せられませぬ。すいません。
プエンテ コルガンテは川の両岸を結ぶ世界最古の吊り橋。
ゴンドラがありまして、両岸を往復して人や車を運んでいます。
一般的にはビスカヤ橋と呼ばれております。
地元の人はプエンテ コルガンテと呼ぶそう。
その長さ160m、高さ50m。
その吊り橋の上、地上50mのところを歩けるようになっています。
歩いてきました。向こうに大西洋が見えました。
きれいな景色が広がっておりました。
そして、そのあと参加団体がほぼそろってのカクテルパーティーとやらにいってきました。
お昼ご飯をみんな食べよう的な。
豚がまるっと串に刺さってたくさん焼かれておりました。
いわゆるバーベキューですな。ワイルドな。
ショーの準備があったのであまり食べれなかったのが残念でした。
ショーは今日もたくさんの人に見てもらえました。
子供がたくさんいたなあ。
大人も喜んでいたなあ。
明日もがんばろう。
がんばるよ。
じゃ。
デビ
毎日通るレイオアの街の通り。
街は本当に静か。騒音も余計な音楽もない。
ゴミも落ちてないし、美しい。
自然に身体の力がぬけて、
細胞全部が安心して、ほっとしていくのがわかる。
いい街だなぁ。
そしてパフォーマンス初日。
私達のポイント。
初日は2ステージ。
1ステージ目は小さな幼児さんがいっぱい。
不思議そうな顔でこちらを観てる。
時々私達のしぐさや振りのマネをしたりして、とっても楽しそう。
終わったらみんな写真撮って〜といいにきて可愛い。
大人ももちろん大喜び。
ほっとする。
でもまだ完全にフィットしてない感じ。
もっともっと楽しんでもらえるはず。
みんなで話し合いながら、変更していく。
もっとお客さんの心にダイレクトに響かせるために。
そして2ステージ目。
雨が降ったので、場所移動。
スタッフさん達は全くあわてずにのんびりした雰囲気。人数も少ないのに、少数精鋭なのか、みんな静かに的確にこなしていく。
照明のあたり、音響セッティング。
はじまる前に集まってきたお客さんにランチョンマットみたいな紙を配ってくれている。
そして2ステージ目。
今度は21時のステージ。
大人のお客さんばかり。
ロッキーが終わり、ENDが出たら、
物凄い拍手と歓声。
良かった〜〜と思わず安堵の笑み。
ありがとう!ありがとう!
この街に呼んでもらえて、本当によかったよー!!!
拍手と歓声がずっとやまないくて、
えっと〜…とだんだん照れくさくなってきて、
舞台なら一回はけて、また出てきてを繰り返したりするけど、ストリートだから…
みんなぺこりぺこりとおじぎして、その度により大きくなり、
拍手が弱くなることもなく、ずっと大きな拍手のまま。
デビちゃんがちょっとおどけたりして、
またわーっって拍手が盛り上がり。
ストリート史上最長のカーテンコール。
かよちゃんがスペイン語を話せないのは重々わかっているのだけど、
あまりに終わらないので、
「かよちん、なんか言ったら?」
「えっ!?」
「なんでもいいから。」
かよちんがマイクをとって、
みんなが拍手をとめる。
「…えっと………
ムーチョ!ムーチョ!ムーチョ!ムーチョ!
グラシアス!!」
またワーッ!!!!!と笑いと拍手と歓声。
言えたのはそれだけ。
「とっても!とっても!とっても!とっても!ありがとう!」
胸いっぱい。
その後私達を招聘してくれたディレクターのANAが話しかけに来てくれた。
「よく来てくれたわね!!みんなすっごく喜んでくれたわ!!ありがとう!」
ANAはオーリヤックというフランスのフェスティバルで私達を観て、今回の自分のフェスティバルに招聘してくれた。
私達を日本から呼ぶために、限りのあるフェスティバルの予算から、1組のために高い予算を組むのは実際大変なことだと思う。
4人だし。
ソロをいろんな国からよぶこともできる。
プログラムもその方が沢山できる。
でも私達を選んでくれた。そのANAが喜んでくれることは、本当に嬉しいし、とっても大事なこと。
テクニカルスタッフも私達のところにとんできて、「アメイジ〜ング!!!!やったな!」
と全員とハグ。
スタッフさんがこんなによろこんでくれるのもまた嬉しいし、大事なこと。
かよちんのフランスの演劇学校の同期の
スペイン人アンドレスが来てくれて、
「この地方の人達は、みんなみたいな格好や動き方を絶対にしないから、凄く奇妙に見えて、おもしろいんだと思うよ。」
って言って。
それはいいね〜〜!って。
はるばる来たかいもあるってもんです。
人種の違い、文化の違い、その面白さを
等身大に目の前で楽しめるのは、芸術の中でも何よりのパフォーミングアーツの醍醐味!
良かった、良かった。
明日は1ステージだけ。
おもいがけず、闘牛ネタを本場で披露できて良かった。ウケてました。笑
はなび
フェスティバルのポスター。
お髭が可愛い☆
スペインのレイオアという街で行われる
UMORE AZOKAというフェスティバルです。
レイオアの街。
みんなで口々に言うのは、
「美しい街だね〜。」
景色が綺麗です。
ホテルもシンプルモダンでおしゃれ。
朝食もおしゃれ。
この生ハムとチーズが美味しいことが、ヨーロッパツアーの大好きな理由の一つ。
食事が美味しいかどうかは、ツアーでは大事なこと。
食べ物大事。
レイオアではアジアの人は珍しい。
日本人も今のところ見かけません。
人もみんな優しくて、気候も涼しい。
子どももお年寄りも大人ものんびりしていて素敵な街です。
フェスティバルは夜から深夜まで。
街はどう変化するのかな。
ワクワク。
はなび
to R mansionとは、作品ごとに出演者、アーティストが集まる「とあるマンション」という意味のパントマイムをベースとしたパフォーマンスユニット。
劇場、ストリート、学校などで場に応じた作品を創り、幅広い世代に向けて発表。
「子どもによる 子どものための マイムプロジェクト」として子どもや親子を対象に身体表現遊びから作品を創るワークショップを展開中。
オフィシャルサイト http://tormansion.com