




仏領ギアナの国際児童演劇祭にてパスカル・ラージリ氏のワークショップショーイングを観た時の衝撃。
照明が暗くなり、小さな光がついた瞬間、地面も天井も奥行きもどこまであるのかがわからない、無限の空間が広がった。
客席にいる自分が宙に浮いているみたい。
次々とワークショップの生徒さん達が光と闇、身体と物を使っていろんなシチュエーション、素晴らしいアイデアの詰まった短いシーンの数々を披露してくれた。モップとモップの可愛い恋、ギアナの自然の木や枝、葉っぱで作られた雄大に飛ぶ鳥、、、、。
心をくすぐられたり、目の前に突然現れた生き物に驚いたり、くだらなくもアイデアと喜びに満ちた表現に笑ったり。その短いショーイングの全てが、ワークショップ生の熱量と、クリエーションで発見したことを舞台で表現することの喜びに溢れていて、自分でもびっくりするほど感動していた。
後から、彼が照明・演出家だと聞き、すぐに声をかけた。彼がフィリップ・ジャンティカンパニーで長年創作を共にしていたと聞き、驚きとともにやっぱり!!そして、彼がその光と闇のトリック「闇の演劇」とよばれる演出手法の第一人者だと知って、ぜひ彼と一緒に舞台作品を創りたい!!!「闇の演劇」の中で遊び、to R mansionならではの表現を発見して、もっとおもしろいファンタジーを創ってもっと楽しませることができるんじゃぁ!!
・・・という思いから企画し、様々な方々にお力添えをいただき実現することができました。
是非、日本の皆様にもパスカルの素晴らしい想像力と発明的な技術の中で遊び、楽しんでもらいたいです。彼のワークショップ&to R mansionとのコラボレーション公演。
この非常に貴重な機会を是非体感して下さい。


◆照明家・演出家・舞台監督・劇作家
フィリップ・ジャンティ・カンパニーにて「動かぬ旅人」「バニッシング・ポイント」「世界の涯て」などでコラボレーションし、人形操作役としても活躍。 仏アビニョン演劇フェスティバルのスーパーバイザーも担当。2016年フランスで最も栄誉ある演劇賞「モリエール賞」最優秀ビジュアルステージ賞を受賞。



◆Coppelia Circus(CIRCUS DE MOCCOS/紫ベビードール) http://by-c.main.jp/
Facebookhttp://ameblo.jp/shoshinz/
それはまるで移動サーカスのように。月夜の闇にもお日様の光にも溶け込む変幻自在のミスエンターテイナー! 2006 年ソロデビュー後、2008 年には“紫ビードール”へ加入。その類まれな表現力と豊かな身体能力で 個性溢れるステージを作り続けている。
また、毎年バーレスクで開催されるバーレスク世界大会では 2013 年にソロで、2014・2015 年には"CIRCUS DE MOCCOS"としてファイナリストにノミネートされている。-When the circus curtain rises, the show time begins !

◆Gilbert de moccos(CIRCUS DE MOCCOS/紫ベビードール) http://by-c.main.jp/
Facebookhttp://www.facebook.com/CoppeliaCircusBurlesqueDancer
日本では数少ないボーイレスクパフォーマー。2008 年「紫ビードール」へ加入。2010 年、毎年ラスガスで開催されるバーレスクの世界大会「Burlesque Hall of Fame Weekend」にてソロデビュー。世界各地のバーレスクフェスティバルに、ボーイレス カーとして日本から初めて出演・連続出場し、精力的にその活動の幅を広げている。火の国・熊本が生んだやせ蛙、土俵際のファンタジスタ!
◆佐川健之輔
大学在学中より、身体への興味を持ち、マイムやコンテンポラリーを始める。日本マイム研究所にて佐々木博康にマイムを師事。 苦手な言葉を克服するために、身体からのアプローチを考える。身体の可能性や創作の面白さを伝えたい。表現活動の傍ら、高齢者や障害者の介助介護を勉強中。日本大学芸術学部演劇学科卒。ジャック・ルコック国際演劇学校卒。虚構の劇団所属。
◆小心ズ http://shoshinznet.web.fc2.com ブログhttp://ameblo.jp/shoshinz/
無言劇をベースとしながら、歌、踊り、小道具と効果音を使った様々な身体表現によってコミカルにシーンを創り出す。アジア・北米のシアターフェスティバルに数多く出演。
「ミスしゃっくりの幸せな一日」は、5ツ星と10のアワードを受賞した珠玉のソロ音楽コメディ。

【作・演出】to R mansion
【共同演出・照明】パスカル・ラージリ
【舞台監督】川上大二郎
【照明】丸山武彦
【音響】高塩顕
【衣装】西川千明
【美術】野口碧
【道具制作】杉江聡・野口薫
【オブジェクト協力】:okk
【宣伝美術・ビジュアルデザイン】(株)オギクボマンのピーター
【総合演出】小島フェニックス
【制作】斎藤努