◆to R mansion
世界中のフェスティバルで大人気のパフォーマンスカンパニー。現在までに10カ国33都市から招聘され、 フランスのアビニョン演劇祭では1082演目の口コミトップ20に 選ばれる。ファッションデザイナーのジャン=ポール・ゴルチエも絶賛!
仏領ギアナの国際児童演劇祭にてパスカル・ラージリ氏のワークショップショーイングを観た時の衝撃。
照明が暗くなり、小さな光がついた瞬間、地面も天井も奥行きもどこまであるのかがわからない、無限の空間が広がった。
客席にいる自分が宙に浮いているみたい。
次々とワークショップの生徒さん達が光と闇、身体と物を使っていろんなシチュエーション、素晴らしいアイデアの詰まった短いシーンの数々を披露してくれた。モップとモップの可愛い恋、ギアナの自然の木や枝、葉っぱで作られた雄大に飛ぶ鳥、、、、。
心をくすぐられたり、目の前に突然現れた生き物に驚いたり、くだらなくもアイデアと喜びに満ちた表現に笑ったり。その短いショーイングの全てが、ワークショップ生の熱量と、クリエーションで発見したことを舞台で表現することの喜びに溢れていて、自分でもびっくりするほど感動していた。
後から、彼が照明・演出家だと聞き、すぐに声をかけた。彼がフィリップ・ジャンティカンパニーで長年創作を共にしていたと聞き、驚きとともにやっぱり!!そして、彼がその光と闇のトリック「闇の演劇」とよばれる演出手法の第一人者だと知って、ぜひ彼と一緒に舞台作品を創りたい!!!「闇の演劇」の中で遊び、to R mansionならではの表現を発見して、もっとおもしろいファンタジーを創ってもっと楽しませることができるんじゃぁ!!
・・・という思いから企画し、様々な方々にお力添えをいただき実現することができました。
是非、日本の皆様にもパスカルの素晴らしい想像力と発明的な技術の中で遊び、楽しんでもらいたいです。彼のワークショップ&to R mansionとのコラボレーション公演。
この非常に貴重な機会を是非体感して下さい。
1999年よりフィリップ・ジャンティ・カンパニーにて「動かぬ旅人」「バニッシング・ポイント」
「世界の涯て」などでコラボレーションし、人形操作役としても舞台に 上がっている。
仏アビニョン演劇フェスティバルのスーパーバイザーも担当。 2008年以降はフランスの舞台技術
士専門家養成センター(CFPTS)教授をつとめ、「闇の演劇」の教鞭をとる。
300年以上の歴史を誇るフランスの国立劇団コメディー・フランセーズにて 照明デザインをつと
めた舞台が、フランスの優秀な演劇賞「モリエール賞」最優秀ビジュアルステージ部門にノミネ
ートされている。
【作・演出】to R mansion
【共同演出・照明】パスカル・ラージリ
【舞台監督】川上大二郎
【衣装】西川千明
【音響】高塩顕
【照明】丸山武彦
【美術】野口碧
【道具制作】杉江聡・野口薫
【WEB】野口薫
【宣伝美術・ビジュアルデザイン】ピーター(株)オギクボマン
【総合監修】小島フェニックス
【制作】斎藤努
【当日運営】奥村優子(koen企画)
・開催日時 2016年5月28日、29日 11:00-21:00(休憩2時間を含む)
・対象 俳優(舞台で演技をする全ての職種の方、ダンサー、大道芸人、クラウン、etc...)
※照明家、演出家などスタッフの受講生もお受けいたします
※18歳以上。プロ、アマチュアなどは問いません
ブラックボックスの中で起こる人間の目の錯覚、視覚の不完全性を利用したトリックに基づいている「闇の演劇」。このトリックの中で引き起こされる様々な視覚効果は、幻想的な世界を創りだすのに役立ちます。
この空間では、俳優たちは、マリオネットやオブジェと共にステージ上を飛行します。
俳優やオブジェが突然空中に現れ、突然消えていくことだってできます。
俳優は、しゃべらない人形や、動かないオブジェなど、もう一つの自分の身体に命を吹き込み、それは今まで当たり前だと思っていた物や風景が、全く異なる新鮮さと驚きをもって自分の演技に影響を与えます。
この講座は、魔法のような出現や消失が可能なブラックボックスの作り方を学び、そしてトリックを効果的に利用したイマジネーション溢れるシーンを創作します。こうした学びと創作を通して、自分ではない「役」を生きる俳優にとっての演技力の柱となる「自分を客観的にみる力」や「予想外の動きやリズムを生み出す力」をともに高め「新たな表現の引き出し」を得ることを目的とします。
※どちらか一日のみの受講も可能ですが、両日参加できる方が優先です。
申込多数の場合は、抽選とさせていただきます。
5月20日(金)までに結果をE-mailにてご連絡いたします。
(1日のみの受講料10,000円。出席できる日を応募動機欄にご記入ください。)
5月13日(金)までに
「闇の演劇」ワークショップ参加申込 の件名にて、
以下の内容をE-mail(to-r-m@kta.biglobe.ne.jp)にてお申込みください。
*お名前(ふりがな):
*年齢:
*性別:
*電話:
*E-mail:
*所属団体名称(劇団など):
*応募動機(50−100字程度):